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フリーランス・個人事業主の手取り計算【2026年版】
売上から、税金と保険料はいくらか
売上と経費を入れると、所得税・住民税・個人事業税・国民健康保険料・国民年金の合計と、残る手取りの目安を計算します。会社員と違い、これらは給与から天引きされず、自分で納めます。いくら取り分けておけばよいかの目安にしてください。
制度の確認日: 2026年10月17日(所得税の基礎控除104万円、東京都主税局「個人事業税」、令和8年度の国民健康保険料・国民年金保険料を反映)
内訳
| 税金・保険料 | 1年の額 | 納めるとき |
|---|
住民税・個人事業税・国民健康保険料は前年の所得で決まり、翌年に納めます。毎年同じ所得として、1年分の額を出しています。
計算に使った数字
事業所得別の手取りの目安(2026年)
このページの計算機で、青色申告(65万円控除)・単身・扶養なし・20〜39歳・個人事業税の税率5%・国民健康保険は東京23区の料率として計算した表です。
| 売上 − 経費 | 税金と保険料 | 手取り(1年) | 月あたり | 負担率 |
|---|
負担率は、税金と保険料の合計を「売上 − 経費」で割ったものです。所得が増えると、所得税の税率が上がり、個人事業税もかかるため、負担率は高くなります。一方、所得が200万円より低い範囲では、国民年金と国民健康保険料の均等割(定額の部分)の割合が大きくなります。
フリーランス・個人事業主にかかる税金と保険料
- 所得税(復興特別所得税を含む): 1年分の所得を、翌年2月16日〜3月15日の確定申告で申告して納めます(国税庁 No.2020)。
- 住民税: 所得割(所得の10%)と均等割(年5,000円)。確定申告をすると、市区町村から翌年度に通知が来ます。
- 個人事業税: 法定業種の事業にかかる都道府県の税です。事業所得から事業主控除(年290万円)を引いた額に、業種ごとの税率を掛けます。原則として8月と11月に納めます(東京都主税局)。
- 国民健康保険料: 前年の所得から計算する所得割と、1人あたりの均等割の合計です。料率は市区町村ごとに違います。
- 国民年金保険料: 所得によらず定額で、2026年度は月17,920円です(日本年金機構)。
会社員なら勤め先が給与から差し引いて納めますが、フリーランス・個人事業主は自分で納めます。売上の入金がそのまま使えるお金ではないため、上の合計を取り分けておく目安にしてください。
個人事業税がかかる業種
個人事業税は、法律で決められた70の業種(法定業種)の事業を行う個人にかかります(東京都主税局「個人事業税」)。
- 第1種事業(37業種)・税率5%: 物品販売業、飲食店業、不動産貸付業、製造業、運送業、旅館業など。
- 第2種事業(3業種)・税率4%: 畜産業、水産業、薪炭製造業。
- 第3種事業(30業種)・税率5%: 医業、税理士業、弁護士業、美容業、理容業、クリーニング業など。あんま・マッサージ・指圧・はり・きゅう・柔道整復など医業に類する事業と装蹄師業は3%です。
自分の事業がどの業種に当たるか(当たらないか)は、事業の内容をもとに都道府県が判断します(※ 一般的な扱い。お住まいの都道府県の税事務所でご確認ください)。
個人事業税には青色申告特別控除がありません。青色申告にしても個人事業税は変わらず、控除の額を足し戻して計算します(東京都主税局、大阪府の案内)。
独立1年目と2年目で、納める額が違う
住民税・個人事業税・国民健康保険料は、前年の所得をもとに決まります。会社員から独立した1年目は、会社員だった前年の所得で住民税と国民健康保険料が決まり、個人事業税はまだかかりません。独立1年目の事業の所得にかかる分は、2年目に納めます(※ 一般的な扱い。くわしくは市区町村・都道府県の案内でご確認ください)。
この計算機は、毎年同じ所得が続くものとして、1年分の額を出しています。2年目に納める額の見込みとして、1年目のうちに取り分けておく目安に使えます。
計算の前提
- 2026年中の事業について、2026年分の所得税と2027年度(令和9年度)の住民税の目安です。住民税・個人事業税・国民健康保険料は、毎年同じ所得が続くものとして計算しています。
- 事業所得は「売上 − 経費」とし、赤字は0円として扱います(赤字の繰越し、青色事業専従者給与は入れていません)。給与・不動産所得などほかの所得は無いものとします。
- 青色申告特別控除は2026年分の額です(2027年分以後の見直しは、青色申告のページで比べられます)。青色申告にできるのは、期限までに承認申請書を出した人です(国税庁 No.2070)。
- 個人事業税は、営業期間が1年として事業主控除290万円で計算します。前年の個人事業税は経費にできますが(※ 一般的な扱い)、この計算では入れていません。
- 国民健康保険料は東京23区の令和8年度の料率で、本人1人分です(均等割の軽減、ほかの家族の分は入れていません)。お住まいの市区町村で額は変わります。
- 国民年金は20歳以上60歳未満の人として、2026年度の保険料を12か月分入れています(免除・猶予、付加保険料は入れていません)。
- 住民税の税率は10%(市町村6%・道府県4%)、均等割は5,000円(森林環境税を含む)、所得割・均等割がかからない所得の基準は大都市(1級地)で計算しています。15歳以下の子は、この基準の人数に入れていません。
- 消費税、医療費控除・生命保険料控除・小規模企業共済などのほかの控除は入れていません。
- 税額・保険料の端数は切り捨てています。実際の額とは数百円ほど違うことがあります。
よくある質問
- 手取りは、売上の何割くらいですか?
- 経費と所得によって大きく変わります。上の表では、売上 − 経費が400万円のとき、税金と保険料は約97万円(約24%)でした。お住まいの市区町村の国民健康保険料や、業種、家族で変わるので、計算機に入れて確かめてください。
- 青色申告にすると、どれくらい変わりますか?
- 上の「確定申告の方法」を変えると、合計の違いが分かります。方法ごとの差と2027年分からの見直しは、青色申告 いくら得 計算で比べられます。個人事業税と国民年金は、青色申告でも変わりません。
- 個人事業税がかかるか分かりません。
- 法定業種に当たるかは、事業の内容をもとに都道府県が判断します。迷うときは、お住まいの都道府県の税事務所でご確認ください。この計算機では「法定業種に当たらない」を選ぶと、個人事業税を0円として計算します。
- 入力した内容は送信されますか?
- 送信されません。計算はすべて、お使いのブラウザの中で行います。
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出典
この計算は目安です。正確な扱いは、税務署・都道府県・お住まいの市区町村にご確認ください。